概要

北大祭とは

北大祭は各学部・学科の学生や留学生などがそれぞれ開催する10の祭（各祭）によって構成されています。
1年生やサークル団体が中心となって出店する楡陵祭、各学部・学科の特色を活かした研究発表や企画を行っている各学部・学科祭、 留学生が作った各国独自の料理を楽しむことができるInternational Food Festival（IFF）が総面積178万㎡を誇る広大な札幌キャンパスで同時に行われます。
2022年は約2万5千人にご来場いただきました。

北大祭理念

北大祭は次に掲げる理念のもと行われます。

学生主体 …北大祭は学生が主体となって創り上げる祭である。
地域貢献 …北大祭は地域の文化・教育の発展に貢献する祭である。
交流の場 …北大祭は人々の交流の場となる祭である。

総長挨拶

第65回の北大祭の開催、おめでとうございます。
昨年は、事前予約制の対面開催となりましたが、私も「総長特別対談」などで学生をはじめ参加者の皆さんと交流でき、大変に楽しい時間を過ごすことができました。
今年は、感染状況にもよりますが、人数制限等のない、ほぼ通常形式での開催を予定していると聞いています。私自身も、できるだけ多くの学生、教職員、そして、学外の皆さんとお会いできることを期待しています。
今回は、「MOBILIS」というテーマが設定されています。これは、これまでの北大祭の伝統を受け継ぎながら、ここ数年の社会状況の変化で得た新しいアイデアや視点を取り入れながら、北大祭自体も「変化」していくことを意図したものと思います。

私たち、北海道大学では、「社会との共創」を大きな目標に掲げています。社会との共創は様々な取り組みが考えられますが、こうしたオープンキャンパス活動もその一つです。
学内の関係者の交流はもちろん重要ですが、それ以上に、地域住民の皆さん、さらに北大に興味をもつ高校生、小中学生等に、北大キャンパスを訪れる機会を提供し、交流の場とすることに意味があります。

「MOBILIS」となる第65回北大祭は、広く地域社会と大学を繋げ、これまで以上に新しい楽しみを創造するイベントとなるでしょう。
皆さんの叡智を集めたこの第65回北大祭が、「MOBILIS」に相応しい実りあるものになることを期待しています。

委員長挨拶

第65回北大祭公式Webサイトをご覧の皆様、こんにちは！実行委員長の髙橋快士です。

我々実行委員会は現在、北大祭にお越しくださった全ての方々に、その"非日常"を存分に楽しんでいただくべく、祭開催に向けて日々尽力しております。皆様の熱い御声援が糧となっておりますこと、深く感謝申し上げます。

第65回北大祭のテーマは「MOBILIS」、ラテン語で「変化」という意味を持ちます。約3年前、私たちは新型コロナウイルス感染症という未知のウイルスに突如として日常を奪われました。
様々な制限のもと、苦しい毎日を過ごしてきました。しかし、世界はいま大きな「変化」を遂げています。かつての日常は徐々に取り戻され、一方で新しい形の日常も生まれてきました。
目まぐるしく変わるこの世の中で、何を残し、何を変えてゆくのか。我々実行委員会は、伝統を残しつつも、「変化」を遂げた北大祭を皆様にお届けいたします。
皆様のご来場を実行委員一同、心よりお待ちしております。

最後になりますが、第65回北大祭の開催にあたり、多くの方々からご理解、ご協力をいただいておりますこと、実行委員会を代表して厚く御礼申し上げます。

テーマ・エンブレム

第65回北大祭のテーマは「MOBILIS」です。
「MOBILIS」は、ラテン語で「変化」という意味です。
変化の著しい今の時代に合わせて、北大祭もさらなる楽しさを創造していくために、社会の状況に応じて「変化」していきたいという思いを込めて選定しました。
また、第65回北大祭のエンブレムは下図のマークです。このエンブレムの制作意図についてもご紹介します。
「MOBILIS」は、小説『海底二万マイル』内で登場するフレーズ「Mobilis in Mobili（動中の動）」で有名な言葉です。このフレーズには、海という動くものの中を動く潜水艦で世界を変えていく、という解釈があるそうです。
このエンブレムでは、銀河系の中を回っている恒星とその周りを回っている惑星が、それぞれコロナ禍での社会と北大祭を表しており、北大祭を成功させることで今の状況が少しでも改善すればいいなという想いを込めています。

ふっとう君くん

ふっとう君くんは北ほく大だい祭さい公こう式しきキャラクターです。
北ほく大だい祭さいで札さっ幌ぽろを沸ふっ騰とうさせるために生うまれた妖よう精せいです。

第64回北大祭の様子

第64回北大祭は2022年6月3日（金）から5日（日）に開催されました。
その様子をダイジェスト動画でお伝えします。